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窓際の景色

書評、釣行記。

【書評】「不格好経営 チームDeNAの挑戦」(南場智子著、日本経済新聞出版社刊)

モバゲー、DeNAベイスターズで有名な株式会社ディー・エヌ・エーの創業者であり、取締役である南場智子氏の初上梓した本著。 大前研一氏が在籍していた事でも有名な世界的コンサルティング会社マッキンゼーでパートナーまで務めた氏がインターネット黎明期に…

【書評】「成長戦略のまやかし」(小幡績著、PHP新書刊)

アベノミクスを含めた多くの成長戦略は政府によって特定の産業や地区を指定してお金を中心とした資源を投入し(ターゲティングポリシーと云う)、その産業や地区を短期的に発展させ、それを梃子に経済を成長させる事である。 しかしながら、生き馬の目を抜く…

【書評】「起業家」(幻冬社刊、藤田晋著)

サイバーエージェントの代表取締役社長である藤田晋氏の著者。創業期から現在迄のサイバー社の歴史と著者の苦悩の回顧録とも云うべき内容。 親友である事を公言して憚らないホリエモンこと堀江貴文氏とは、サイバー社黎明期においては受発注の関係であったと…

【書評】「リフレはヤバい」(小幡績著、ディスカヴァー携書刊)

2012年師走の総選挙戦が幕を切ってから、安倍総理(当時自民党総裁)はデフレ脱却を唱え、そして日銀の金融政策を痛烈に非難し、早期の金融緩和を求めました。また、第3極の足並みが揃わない選挙戦とも相まって自民党・民主党政権が誕生しました。 デフレ脱…

【書評】「日本カジノ戦略」(新潮社刊、中條辰哉著)

嘆かわし事ですが、カジノ関連書籍が如何に少ない事か。わが日本は地方自治体を中心に誘致構想こそあれど、法案成立に至っていない。その事と無関係では無いだろう。 本書は2007年刊行と云う事もあり昨今のマカオの隆盛は織り込まれていない。ネバダ州立大学…

【書評】『なぜ大企業が突然つぶれるのか 生き残るための「複雑系思考法」』(PHPビジネス新書刊、夏野剛著)

2000年代前半の検索革命によって個人の情報収集能力は飛躍的に向上しました。 それ以前の経営層、マネジメント層への情報集中化から凡ゆるレイヤーも同等、或いはそれ以上の情報へのアクセスが可能になりました。 また、終身雇用、新卒一括採用による人材の…

【書評】「ドキュメント副知事 猪瀬直樹の首都改造•1800日」(講談社刊、西条泰著)

石原慎太郎東京都知事が辞職されました。2012年12月16日が都知事選挙となります。石原さんは辞職にあたって、後継者として指名されたのは本書の主人公猪瀬直樹副知事です。そして、本書はその猪瀬副知事の1800日にも及ぶ都政への取り組みを纏めたドキュメン…

【書評】「外資系金融の終わり 年収5000万円トレーダーの悩ましき日々」(ダイヤモンド社刊、藤沢数希著)

アメリカンドリーム。低所得者にもマイホームが持てるサブプライムローンという名の誘惑と、金融工学の粋の結晶である高格付けサブプライムローン証券のスクランブルにより引き起こされたリーマンショックを契機とした金融危機と同時に、大きすぎて潰せない…

【書評】「財務省」(新潮社刊、榊原英資著)

ミスター円と呼ばれた元財務官僚の著者が野田佳彦内閣、民主党に突き付ける痛烈なアンチテーゼが本著のモチベーションとなったと推察する事は難くない。 総理を始め、外務大臣、政調会長など内閣、党の要職は松下政経塾出身者が占めています。選挙戦術には長…

【書評】「社長は労働法をこう使え!」(ダイヤモンド社刊、向井蘭著)

中小企業経営における社長の役割は中長期的に安定的な利益を創出する事とその会社を継続させる事、そしてその事業を通して社会貢献を果たすという事です。そして、その使命を遂行する過程においてなくてはならないもの、それは言うまでもなく労働力です。し…