窓際の景色

書評、釣行記。

【釣行記】タチウオフィッシング!in舞洲5

11月7、若潮、曇り、無風。 17時前からの釣行。 先行者は多いものの2人がキャスティングできるスペースは確保できた。 同行者とのタチウオ釣行は足掛け4年となるが彼は釣果をあげていない。 多忙な彼の釣果が自身のそれより気になる。 そんな思いとは裏腹に…

【釣行記】チニング!in 淀川4(伝法大橋)

4月25日、小潮。 チヌの乗っ込みが本格化している時期である。 夕刻17時過ぎにポイントに到着。 先行者は殆どいない。 川上からの風は強いものの、小魚のボイルもあり雰囲気は良い。 同行者のロッドが撓ったのもつかの間、痛恨のラインヴレイク。 チヌを釣っ…

【書評】「安倍官邸の正体」(田崎史郎著、講談社現代新書刊)

2014年年末の衆議院解散後直後に執筆されたと思われる本書は数多ある安倍総理書籍の中でも良書と言えるだろう。政治記者の本分は国家権力の構造の分析と解明だと言い切る著者は稀有な存在だろう。政策に無頓着で政局の報道に終始する記者が多い事に辟易する…

【釣行記】シーバスフィッシング! in 淀川4

11月24日、中潮。晩秋にもかかわらず、穏やかな陽気。先行客も数人。そして、無風。食い気が勝るこの時期のシーバスを求めて日没前からキャスティング。ベイトフィッシュも多く目視できる。TDペンシル〜シンキングペンシルの gravis〜バイブレーション amigo…

【釣行記】タチウオフィッシング!in 舞洲4

11月16日、小潮。 ウキ釣り師で犇めく予想していた舞洲緑地は意外にも閑散としている。 週半ばからの急激な冷え込みと魚影が決して濃くない当地、そしてシーズン終盤戦も嫌気されたのか。ワインドを含めたルアーマンは二、三人。電気浮きのタチウオ師も五、…

【書評】「フラッシュ・ボーイズ」(マイケル・ルイス著、文藝春秋刊)

曲がりなりにも株式取引を齧っている者としてはアメリカの株式市場の昨今の変貌ぶりに驚愕させられる事となった。 1回の人為的なケアレスミス以外は全戦全勝の超高速取引業者という者が居るようだ。通信ネットワークの高速化を背景に、証券会社(アメリカで…

【釣行記】タチウオフィッシング!in 舞洲3

9月28日、中潮。 大阪湾でも南港辺りまでタチウオが上がってきているようだ。 コスモススクエアまでの釣果は見聞するが、舞洲の噂は聞こえてこない。 同行者と現地に16時に到着し日没までタックル準備に余念が無い。 18時前の日没とともにキャスティング。 …

【釣行記】シーバスフィッシング!in 淀川3(毛馬水門)

9月20日、中潮。 残暑が無く一気に秋になってしまった。 冬を前にした荒食いも近いと踏んだ釣行だ。 綺麗な夕闇に見惚れながらのキャスティングはなかなか素敵だ。 ペンシルベイトに全く反応しない。 バイブレーションにスイッチするも同様に微かなアタリす…

【釣行記】シーバスフィッシング! in 尻無川

9月14日、中潮。 馴染みの釣具屋の研修生が昨年初秋に鬼の様に釣れたと云う尻無川へ行って来た。 時折シーバス船が通過する運河は雰囲気抜群だ。43号線の向こうには京セラドームが微かに顔を覗かせる。 16時半位からのキャスティング。 ベイトがそこそこいる…

【釣行記】チニング!in 淀川3(伝法大橋)

8月23日。 愚息の夏休み最後の週末。 なんとか結果を残したい釣行である。 しかし、お盆が過ぎれば秋の気配がするものだが、久々の灼熱の太陽と照り返しに辟易とする。 夕刻近くになるが、先行者は皆無。 淀川下流域はパラグライダーやウィンドサーフィンの…

【釣行記】シーバスフィッシング!in 淀川2(毛馬水門)

8月14日。 昨日に続き淀川毛馬下流域でシーバスフィッシング。 チヌ狙いでの出会い頭のシーバスゲットとなった昨日とは違いタックルもシーバス用だ。 17時、キャスティング開始なので昨日より少し早め。 昨日同様濁りは酷く、西風が強く心地よいがキャスティ…

【釣行記】シーバスフィッシング!in 淀川(毛馬水門)

今日は8月13日。お盆には釣りをしてはいけない。 殺生は駄目だと云う事のようだ。 釣行先は淀川毛馬水門から少し下流。ギリギリ汽水域。 夕刻前からの小雨も上がり、静かな夕暮れが美しい。 ターゲットはチヌ。 ルアーはジグヘッド(トレーラーはGulp!)。 …

【書評】「社長失格」(板倉雄一郎著、日経BP社刊)

板倉雄一郎というアントレプレナーもハイパーネット社というインターネット企業がかつてあったことを今や誰も口にしないし、存在していた事さえ忘れ去られている。私も本書を手にするまで存在さえ知らなかった。 起業家精神に富み、次々と新たな発想を具現化…

【釣行記】春の訪れ、稚アユ。

晴れ間のないどんよりした日曜日の午後。淀川と旧淀川を別つ毛馬水門で稚アユの釣行を楽しんできました。先行者は数名のみの穏やかな釣り場です。小雨後の地合いには入れ食いとなり晩御飯に一品添える釣果を得ました。仕掛けはサビキ釣りの変形でパニック仕…

【書評】「元外務省主任分析官•佐田勇の告白 小説•北方領土交渉」(佐藤優著、徳間書店刊)

止まってしまった北方領土交渉の再開を切望する佐藤優氏の渾身の力作。敢えて書き下ろしではなく月刊誌の連載を書籍化したものである。外務官僚などロシア外交当事者達に段階的にシグナルを送る為の連載だったようだ。 ノンキャリアながら旧ソ連、ロシアに…

【書評】「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(増田俊也著、新潮社刊)

格闘技、とりわけ柔道に関しては全くの無知である。戦後で言えば井上康生、山下泰裕、小川直也、吉田秀彦、ウィリアム・ルスカ、アントン・ヘーシンク、少し古いところでは坂口征二くらいのものである。戦前ともなれば言わずもがなである。この長編柔道読み…

【書評】「溶ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録」(井川意高著、双葉社刊)

製紙業界第3位のトップに君臨していた創業家3代目、カジノという魔物にのめり込み毎週末マカオに通ってギャンブルに身もカネも溶かしてしまった。挙げ句、連結子会社から多額の貸付を受けギャンブル資金とするも、総額106億8000万円もの大金を失っ…

【釣行記】タチウオフィッシング!in舞洲 VOL.2

前回の大潮以来の釣行である。午前4時の到着時には予想外にも先行者は疎ら、世知辛い場所取りに煩わされる事もない。殆どがタチウオ狙いらしく、ご年配らしき先行者は専ら浮き釣りでその他はワインドといった様子だ。 そろりと開始するも満潮が近づいて潮も…

【書評】「天地明察」(冲方丁著、角川書店刊)

江戸時代初期において改暦を成し遂げた渋川春海の生涯を描いた感動巨編。 主人公の春海は江戸幕府の将軍を前にしての御前試合をはじめ、幕府の要職に指南する碁打ちを公務としている。その傍ら、算術への好奇心、探究心も半端が無い。算術の師でありライバル…

【釣行記】タチウオフィッシング!in舞洲

タチウオフィッシングには人情の欠片も無く世知辛い場所取り合戦らしきモノがある。 あれさえ無ければ強い引きと一瞬の地合に勝負を賭けたゲーム性も兼ね備えたタチウオフィッシング特にワインドと呼ばれる釣法によるフィッシングは最高に楽しいものだ。岸和…

【書評】「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤著、ダイヤモンド社刊)

フィクションを読むのはいつ以来か。先日の最終回で平成の民放ドラマ史上最高世帯視聴率を記録したTBS系列「半沢直樹」の余韻が覚めやらない。ドラマ化の条件として半沢直樹氏の頭取就任までのシナリオ提示をプロデューサーに求められたとか。 本書は営業第…

【釣行記】太刀魚シーズン到来

太刀魚が大阪湾を北上しているとの情報を得て、夕刻より舞洲緑地釣り解放区を目指しました。舞洲緑地東駐車場(有料、24時間営業)に到着したのは16時45分。思いのほか駐車場は込んでおり先行者が多いと嫌な予感。先週当たりからフィッシングサイト等で型は…

【書評】「不格好経営 チームDeNAの挑戦」(南場智子著、日本経済新聞出版社刊)

モバゲー、DeNAベイスターズで有名な株式会社ディー・エヌ・エーの創業者であり、取締役である南場智子氏の初上梓した本著。 大前研一氏が在籍していた事でも有名な世界的コンサルティング会社マッキンゼーでパートナーまで務めた氏がインターネット黎明期に…

【書評】「成長戦略のまやかし」(小幡績著、PHP新書刊)

アベノミクスを含めた多くの成長戦略は政府によって特定の産業や地区を指定してお金を中心とした資源を投入し(ターゲティングポリシーと云う)、その産業や地区を短期的に発展させ、それを梃子に経済を成長させる事である。 しかしながら、生き馬の目を抜く…

【釣行記】シーバスを求めて。

シーバスを求めて、初めてのフィールドである大阪南港コスモスクエアへ釣行して来ました。 夕方16時半、先行者も結構な人数。ルアーを投げている人は少数で、大多数はタコジグを岸際に落とし込んでいる。 風がキツくキャスティングもままならないコンディシ…

【釣行記】ハネを狙いに大阪南港魚釣り公園に行きました。

大阪南港魚釣り公園に行きました。 昨年は釣りに興味を覚えた愚息と共によく出かけた釣行先です。 サビキ釣りに明け暮れた彼のターゲット魚種もアジやサバからウキ釣りでのシーバス、ハネ、チヌなどに変化してきました。 今年の3月から釣行(南芦屋浜運河、…

【書評】「起業家」(幻冬社刊、藤田晋著)

サイバーエージェントの代表取締役社長である藤田晋氏の著者。創業期から現在迄のサイバー社の歴史と著者の苦悩の回顧録とも云うべき内容。 親友である事を公言して憚らないホリエモンこと堀江貴文氏とは、サイバー社黎明期においては受発注の関係であったと…

【書評】「大阪府警暴力団担当刑事 「祝井十吾」の事件簿」(講談社刊、森功著)

暴力団、芸能界、財界の切っても切れない相互扶助の関係を詳らかに晒す。 同和と財界の癒着(「同和と銀行 三菱UFJ“汚れ役”の黒い回顧録」、講談社刊)、イトマン事件の暗部(「許永中 日本の闇を背負い続けた男」、講談社刊)など、元来、アンダーグラウン…

【書評】「孤独のグルメ 新装版」(扶桑社刊、久住昌之・原作&谷口ジロー・作画)

kindleランキングでタイトルに惹かれて思わずクリックしてしまった一冊。 雑貨商を営む食いしん坊の主人公の食べ歩き。恐らくはアシスタントも居ない彼はクライアント廻りも食事もいつも独り。営業先の様々な土地での昼食や夜食が孤独な彼の人生に彩りと癒し…

【書評】「リフレはヤバい」(小幡績著、ディスカヴァー携書刊)

2012年師走の総選挙戦が幕を切ってから、安倍総理(当時自民党総裁)はデフレ脱却を唱え、そして日銀の金融政策を痛烈に非難し、早期の金融緩和を求めました。また、第3極の足並みが揃わない選挙戦とも相まって自民党・民主党政権が誕生しました。 デフレ脱…